確定拠出年金積立プラン(個人型401K)
自分が拠出した掛金は、所得税の計算をするときに収入から差引いて(所得控除といいます)計算されます。つまり、拠出掛金には所得税がかからないのです。見た目は普通の積立投資信託(累投)と変わらないようですが、積立投資信託の積立金はしっかり所得税の課税対象です。
運用期間中の運用益には課税されません。税金で差引かれるはずの金額も運用に回せますので、複利効果は絶大です。
受取るときにも税金のメリットがあります。例えば一括で受取るなら退職金の扱いとなって、退職所得控除が受けられます。退職所得控除とは、退職金の一部を勤続年数(=積立年数)によって税金の対象にしない仕組です。積立年数が長いほど控除される金額が大きくなり、節税効果が高まります。
転職や退職によって企業型401k(確定拠出年金制度)から個人型401kプラン(あるいはその逆)に積み立ててきた年金資産を移換するときには税金はかかりません。
個人型年金と企業型確定拠出年金の両方同時に加入することはできません。「個人型年金」にご加入されている方のお勤め先が「企業型確定拠出年金」を導入し、その対象者となった場合には、「個人型年金」で積み立てた年金資産を「企業型確定拠出年金」に移換することになります。この場合、「個人型年金」の加入者ではなくなります。
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