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投資家の種類

1 投資家(インベスター)

これがいわゆる一般に「株式投資」と言われるもので、「バイアンドホール ド」とも言います。つまり、参加者が欲しいと思った会社の株を株式市場で買 い付け、その会社の株券を手に入れることで「配当」を得たり、「株主総会」 に出席して「株主」としての権利を行使したり、値上がり益を得たりするもの で株式市場に参加する場合には株式を「買う」ことから始める投資家を指しま す。

2 投機家(スペキュレーター)

「株式市場」に参加する参加者の中には主に短期の売買を繰り返す、「投機 家=スペキュレーター」がいます。いわゆる「デイトレーダー」と言われる人 達もこれに属しますが、彼らは株式を買うことからも売ることからも市場に参 加します。株を実際に持っていなくても「空売り」または「株主」から株券を 借りて売ることからも市場に参加するのです。その企業に対する株主としての 権利、と言うよりも目先の株価をみて短期の売買を繰り返すことが多いのが特 徴です。

3 裁定取引者(アービトラージャー)

これは株式市場に参加するときに必ず「売り」と「買い」を組み合わせた形 で参加する形で、その「売り」と「買い」をほぼ同時に行うことでリスクをな くし、その「売りと買いの差」を取ることを目的に参加するのです。その売り と買いの組み合わせは普通の株と「先物」であったり、「オプション」と株で あったり、さまざまなパターンがありますが、いずれにしても売りと買いを手 仕舞う(売ったものを買い戻す、買ったものを売る)時もほぼ同時に行うこと に特徴があります。

4 危険回避者(ヘッジャー)

これはすでに株式を持っているとき、あるいは株式を運用しているような場 合に起こるやり方で、現在株式を持っているのでこの先株が下がると思ったら、 その保有している株を売ること無く、他の先物や株式を売ることで株式が下がっ て損をこうむるのを防ぐやり方です。逆に、相場が上がってしまいそうなとき に株を売っていないまでも全然持っていないとその資産の運用にあたっては損 はしないまでも「相対的に」他の運用者に負けてしまいます。それを防ぐため に逆に先物を買ったり株を買ったりすることも言います。