iDogiCat site logo




ホームページ > Chinaneko 中国猫 > 中国の旅~猫の足跡 > 蘇州

蘇 州 SU1 ZHOU1


蘇州は中国江蘇省南部の都市だ。西は太湖に臨み、東は上海に接し、「東方の水郷」と称されている。その歴史は古く、呉国の国王闔閭(こうりょ)が蘇州に都を築くよう伍子胥(ごししょ)に命じた、紀元前514年まで遡る。

蘇州は2,500年以上の歴史を有する長江南岸の文化都市として、川と街並みが交差し、「小橋、流水、人家」といった古く、素朴な風貌はいまもなお残っている。宋代から築かれた数多くの民間の庭園によって、「古典名園の域」としての地位が囲められた。古典庭園、古跡・古鎮などの中国らしい風景は誰にも忘れられないほど楽しく美しい。世界文化遺産に登録されたところも数多くある。

 蘇州までは上海から車・電車で僅か1時間がかかる。上海からの移動はとても便利だ。

 夢中の水郷~蘇州


 中国人は蘇州を水郷と呼んでいる。蘇州は中国江南地方の代表都市でもあり、「東洋のヴェニス」とも呼ばれている。蘇州では、数多くの小さい川と白い壁、青い屋根の民家と交差し、川の上に美しい小橋が立てられていて、「小橋、流水、人家」という美しく中国らしい風景画が浮かび、穏やかに、やさしく、懐かしいな雰囲気が漂っている。蘇州の郊外には中国語で「古鎮 gu3 zhen4」という明、清時代に建てられた町が幾つかが残っている。船を乗り、また町での散策はとても風情がある。船を乗って、「船娘 chuan2 niang2」の歌を聞き、地産の緑茶を飲み、狭い川の両側の古い家屋、美しい橋、にぎやかな町の人。。。最高だ!私が2000年、「周庄 Zhou1zhuang1」という町に行ったことがある。観光客がいっぱいだったにもかかわらず、「東洋のヴェニス」の魅力をすごく感じた。皆さんもぜひ行ってみてください。「周庄」のほかに、「同里 Tong2li3」、「甪直 Lu4zhi2」、「木渎 Mu4du2」など、幾つかの町がある。ほぼ同じ感じで、その中のひとつを選んで十分。特に、「同里 Tong2li3」には「退思园 Tui4si1yuan2」がある。それも世界遺産の蘇州古典園林の1つとして登録されている。そちらに行ったほうがいいかなと思っているけど.私はまだ行ったことがない。
   それらの「古鎮」に行くのは蘇州火車駅から、バスに乗って、大体30分から1時間ぐらいかかる。私が行った「周庄」は上海と蘇州の間にあり、ちょっと遠い。どちらから行っても、ほぼ同じ時間がかかるそうだ。皆さん、自分で行ってみて、楽しいよ。
 それでは、ここで、私が好きな歌を紹介したい。歌の名前は「梦里水乡」です。水郷の歌です。下の写真の急須のところにクリックして、歌と動画が流れます。皆さん、お楽しみに。。。

歌を聴くMOVED TO...「夢中の水郷」(上の急須をclick)

 「江南の園林、天下に甲たり。蘇州の園林、江南に冠たり。」~蘇州の園林

「江南の園林、天下に甲たり。蘇州の園林、江南に冠たり。」

蘇州は、最も有名なのはその古典園林(古典庭園)だ。「苏州园林 Su1zhou1 yuan2 lin2」の美しさは中国の全国にも伝われている。蘇州の数多くの園林が世界文化遺産に登録されている。その小さく、精巧なのは有名だ。北京の皇家園林と違い、蘇州の園林はすべて昔の金持ちの商人や、地方官僚の私宅であり、規模がそんなに大きくない。小奇麗なのは特徴だ。

蘇州には、現在も完璧な形で保存されている庭園が数箇所も残っている。そのなかで、宋、元、明、清の王朝時代のそれぞれの建築様式を代表している四大名園と称されるのが「滄浪亭(そうろうてい) cang1 lang4 ting2」「獅子林(ししりん) shi1zhi lin2」「拙政園(せっせいえん) zhuo2 zheng4 yuan2」「留園(りゅうえん) liu2 yuan2」である。私はその四つに全部いったことがある。

(続き)